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学習塾経営<教務編2>

リアルテの西川です。

<教務編>では『学習塾の教務』に注目します。

ページ下部には今回の内容を説明した動画(約5分)もありますので、ぜひご覧ください!



『教務』とは、教育や学習に関する事務のことだけでなく、塾が提供する教育サービス全般のことを指します。

教務編の第2回では、前回お伝えした教務内容のうち『教室独自の教育』という項目に絞ってお伝えします。

自塾には、その特徴やメリットが必ずあるはずです。

それをしっかりと表現して、生徒や保護者に伝えることが大切です。



 

『教室独自の教育』を表現する


教室独自の教育を表現するためには『教育理念』『教育目標』『教育方針』の3項目を言語化しておくことがポイントです。



 

教育理念


教育理念において表現するのは「なぜ生徒を指導しているのか?」です。

自分自身が塾を設立したり、もしくは教室長を任されて、どういう理由で指導にあたっているのかを考えてみてください。


たとえば弊社(Freewill学習塾)では、「子どもたちのセルフエスティームを高め、自律した人間になり、幸せになってほしい」という想いが理念となっています。


塾での学習を通してどういう人財になってほしいか?を明確にしましょう。



 

教育目標


次に教育目標を表現します。

教育目標では「具体的な生徒指導の目標」を明確にしていきます。


メインターゲットが中学生の塾の場合:

・〇〇中学校の定期試験では、入塾してから20点以上あげる。

・高校入試の第1志望合格率を90%以上にする。


などが具体例となります。

なるべく数字を入れて、できるだけ具体的に考えてみてください。

これらを表現することで「この塾は〇〇が強いのね!」と認識されやすくなります。


また、教育目標を従業員と共有することで、社員・アルバイト講師問わず「ここにむかって指導すれば良いんだ」という指標ができるため、全体で一貫した指導をすることにも繋がります。



 

教育方針


上記の教育理念・教育目標を達成するために「どのような指導スタイルにしているのか」というのが教育方針です。

これは教育目標とつながるように表現します。


具体例1:

定期試験で結果を出す(=教育目標)ためには、個々にカリキュラムを作成して手厚く指導するほうが得点につながるので、個別指導(=教育方針)というスタイルです。


具体例2:

子どもたちに学習を通して自立してほしい(=教育目標)から、自立型指導(=教育方針)のスタイルです。


などです。

さらに、上記の指導スタイルに『自塾の強み』を付け加えて表現できると、より強く印象に残ります。



 

『教育理念』『教育目標』『教育方針』に一貫性があり、内容がしっかり明文化されていることが大切です。

生徒・保護者に「この塾は、こういう方針で成績を上げてくれるんだ」ということが伝わると、それを踏まえて通塾してくれます。

こちらの指導に対する協力体制ができるので、結果として教務力の高い学習塾になるのです。



 


いかがでしたか?


今回は、『教室独自の教育』の詳細について説明しました。

自塾の特徴やメリットが生徒・保護者に伝わるよう『教育理念』『教育目標』『教育方針』の言語化にチャレンジしてみてください。



動画では、詳しく具体例も交えて説明しています。

より深く学べますので、ぜひ動画もご視聴ください!




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